コース 上野――大 宮――米 沢――白 布――天元台――北望台――カモシカ展望台――イロハ沼―― 梵天岩――天狗岩――西吾妻小屋―西大顛――グランデコスキー場――デコ平駐車場―― アカネペンション 普段中々山行に参加できない斎藤さん、山本さんを誘い天元台からロープウェイ等を利用し西吾妻山、西大顛を登りデコ平に下るコースを歩いてきた。
西吾妻山からデコ平のコースは一昨年に一切経から縦走した際、天元台からのロープウェイ等を利用すれば、簡単に西吾妻山(100名山)に登頂できるということを確認しており、斉藤さん、山本さんを誘うに無理のないコースであることと、裏磐梯にあるお気に入りのアカネペンションで下山口からの送迎をしてくれることから実施しました。 天元台からはリフトの心地より揺れに眠気をおぼえながら、3本のリフトを乗り継ぐと、そこはもう標高1800M付近の北望台に到着してしまう。 北望台からは、カモシカ展望台経由のコースを行くが、かなりの残雪があり、久々に参加の両名もいきなりの残雪に少し動揺したようだ。 30分程歩くとシラビソの樹林帯をぬけ残雪も消えたカモシカ展望台に到着した。 ガスもすっかりと晴れ、心地よい風と展望に気持も晴れわたるようだ。 しかし、人形石からの分岐からイロハ沼周辺へ下る斜面には、まだ一面に残雪が残っており、長いトラバースと急な下りのため慎重に下ることを強いられた。 予定どおりの時間で梵天岩に到着。 振り返ると一切経山等の吾妻連峰の展望が良い。 予定ではここで昼食とするところであったが、冷たい風が吹きつけていたため、少し先の天狗岩で昼食タイムとした。 昼食後は、西吾妻小屋コースから西大顛に向かう。 西大顛へのコースもかなりの残雪があったが、この残雪の登りに斎藤さん、山本さんもゆっくりながらしっかりした足取りでついて来た。 西大顛の山頂からは、磐梯山、安達太良方面の展望が良好であった。また、ケイタイの電波が良好であったためアカネペンションのオーナーに、下山できる時間を連絡し迎えをお願いした。 西大顛からの下りではブヨがふ化したばかりなのか非常に多く、立ち止まると顔のあたりがブヨに囲まれ、目や耳、鼻にも飛び込んでくる。下りの苦手な斎藤さんも疲れてきたのか、ペースが落ちてきた。 しかし休憩するにも、シラビソの針葉樹林帯で薄暗くジメジメしているため、適当な休憩場所が見当たらない。 アカネペンションのオーナーに4時に迎えにきてもらうこととなっていたが、30分程遅れる旨ケイタイで連絡する。 やっとの思いでグランデコスキー場第4リフト終点付近にでた。暗い樹林帯からは開放されたが、まだ虫は寄ってくる。 スキー場の斜面を下り、ゴンドラの駅に到着。ここからはスキー場を横切った平坦な道のため、皆安心したのか、のんびりと話をしながらの歩行が続いた。
デコ平湿原は木道歩きで、リュウキンカ・ションジョバカマと、少し早いワタスゲ等が咲いていた。小さな湿原であるが、新緑と併せとても雰囲気のある場所だった。 予定どおり4時30分にデコ平駐車場に到着した。迎えのオーナーも4時頃到着し、少し待っていてくれたようだ。また、この辺は携帯もつながらなかったためお互い連絡も取れなかった。 ペンションは我々だけの宿泊客で、相変わらずの美味しい料理と美味しいお酒に会話もはずみ、皆、満足したみたいであった。 翌日は五色沼のハイキングコースを歩いたのち、バスで猪苗代駅にでた。 郡山からは、佐藤夫婦と鈴木さんは水郡線のローカル列車で。斉藤さんと山本さんは、東北線の普通列車で。北條さんは郡山にある先祖の墓にお参りしてから帰るとのことで、それぞれの帰宅となった。
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