4月28日午後7時に武蔵野線新三郷駅を出発し常磐道、東北道、山形道を経由し西川ICから月山志津方面入り口付近のバス停駐車場に午前0時40頃到着した。
駐車場にテントを張るが、風が強くテントが煽られるため中々寝付けない。朝方4時頃にはカミナリと雨が降り出したため早々にテントを撤収し、山形県自然植物園のネイチャーセンターに向かった。
一日目は、佐藤、一戸、小川のスキー組と小野塚、佐藤(順)のスノーハイク組で行動する。スノーハイク組は自然植物園の一回目のイペントである湯殿山森林限界、ブシ沼散策のイベントに参加した。このイベントは“ブナの森に一日かってみよう”シリーズで年10回計画されている。(参加費は保険代の100円)今回の参加者は32名でネイチャーセンターからリュウキンカ広場、湯殿山森林限界、ブシ沼、カワクルミ沼、皮松谷地、下皮松谷地を回ってくるコースであった。
湿地帯などで普段歩けないところも、雪のあるこの時期だから歩けるコースを3名のスタッフに案内され、熊棚や熊の木登りなどの説明をうけながら歩いてきました。
ブナ林もまだ硬い蕾みとなっているが、今しばらくするとブナも芽吹き、残雪とのコントラストでとても素晴らしいところとでもあります。参加された方も皆満足した一日を過ごせたと感動していました
スキー組はリフトに乗車し、まず足慣らしのため姥ケ岳をトラバースしてからリフト乗り場まで滑降した。再度リフトに乗車後は姥ケ岳、金姥、牛首と続く一面真っ白な斜面をシール登行しながらトラバースして行く。先には先行組が黒い米粒のように見える。
月山登山は明日に持ち越し、牛首からスキー滑降したが、一枚バーンを自由に滑降できるためとても気持ちの良い滑降であった。再度、稜線まで登り返してからリフト上駅まで滑降し休憩所で昼食とした。
昼食後は下山しネイチャーセンターでスノーハイク組と合流し今日の宿である、志津温泉「まいづるや」に向かった。
二日目はつぼ足組と合同で月山登山である。スキー組は鍛冶小屋手前でスキーをデポし山頂に向かう。山頂の神社もまだ雪の中で屋根だけが覗かせていた。山頂では、風も穏やかで鳥海山、朝日連峰の素晴らしい景色を眺めながらの昼食とした。
一足先にスキー組もリフト上駅に到着しつぼ足組を待つ、しばらくするとつぼ足組もし下山1時間で到着した。 これで下山する小野塚さんが車をネイチャーセンタに回送してくれるという事なので、スキー組は再度、Tバーリフトを利用し姥ケ岳に登り湯殿山の鞍部に向け滑降し、鞍部から石跳沢沿いにネイチャーセンターまで滑降した。途中、湯殿山南西斜面も素晴らしく、いま少しスキーの技術を磨いたら滑りたい斜面である。車を回送してくれた小野塚さんありがとうございます。 おかげさまでとても良い斜面を滑降でき満足した滑りを堪能させていただきました。
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