筑波山麓古道歩き
期間   2017.3.25(土)
 
 bP67


 筑波山麓神郡の市営駐車場から神郡の街並みにある桜井菓子店で名物のアンドーナツを購入したあと、蚕影山神社、六所皇太神宮跡、ふれあいの里、東山旧街道、筑波山神社など万葉の時代からの歴史を巡って歩いてきました。
 
 【神郡蚕影山神社】 全国にある蚕影山神社の総本山として養蚕が盛んであった昭和期関東一円、遠くは長野まで信仰を集めていました。また、養蚕発祥の地として「金色姫伝説」があり天竺から桑の舟で流された姫がこの地で権太夫夫妻に助けられ病で亡くなった後、姫は棺の中で蚕となり養蚕を伝え恩返しをしたと言われています。
 【六所皇太神宮跡】 筑波地方の総社として神武天皇(紀元前657年)に創建されたと言われる。六所神社(六所皇太神宮)の霊跡地、明治時代の神社合祀の政策により廃社。明治41〜43年の間に社殿が壊さた。大正時代、筑波山を散策していた高木福太郎が六所皇太神宮の御神体を発見し、東京の宗教法人「修徳会」に保管。その後、地元の人達と修徳会が協力しながら整備保存活動を行うようになった。
 【東山地区旧街道】 東山地区に残る一本道は常陸国の国府のあった石岡に続く府中街道といわれ筑波山の古道の一つとされています。
 【つくば道】 つくば市の北条から筑波山神社につながる「つくば道」は3代将軍徳川家光が筑波山神社を作るための資材運搬用の道で、その後参拝用の道として使われた道で、日本の道100選にも選ばれています。

 風もなく穏やかな早春の気候のなか、山麓の風景を味わいながら約10キロの古道を歩くことができました。次回は西山地区の古道も歩きたいと思っています。

神郡の街並み 神郡屋敷むの庭
神郡の街並み サンシュの木と筑波山
蚕影山神社の石段 蚕影山神社の奥宮
蚕影山神社本殿 ハナモモと筑波山
アートな作品 六所に向かう
六所大仏 かやぶきの家
石で造られた個人宅のポスト 夫婦の石造
六所皇大神宮跡 天照大御神の分霊
六所皇大神宮跡 六所皇大神宮跡
ふれあいの里内 ふれあいの里内
ふれあいの里内 夫女之石 夫女之石
ふれあいの里内 ふれあいの里 ローラースライダー
矢口邸のオープンガーデン
東山旧街道の庭先に咲くオキナグサ 東山旧街道
東山旧街道から女体山 つくば道
つくば道を下る 神郡の駐車場に到着
  
 山の記録に戻る     地域別主な山行に戻る