ホテルにて朝食後層雲峡ロープウェイ駅へ。ロープウェイは６時３０分より運行しているが、７時２０分発に乗車し、リフトを乗継七合目まで運んでもらった。
　今日の天気は晴れから曇りだが、黒岳山頂付近にはガスがかかっているがなんとかガスが晴れるのを期待しながら山頂に向かう。あまり体調も良くないのか足の運びも重たく苦しい。
　山頂に到着すると期待したとおりガスも薄くなり、北鎮岳の白鳥の雪形もはっきりと見られ感動。山頂から石室に向かうが、黒岳の山頂直下ではコマクサも多く咲いていた。また少し行くと白色とピンク色のイワウメもとてもかわいい。
　岩室周辺からはキバナシャクナゲ、エゾコザクラ、エゾツガザクラ、チングルマ等が一面のお花畑になっていて写真の撮りまくりだ。
　午後近くになると稜線にはガスもかかりだし展望もきかなくなり、昼食する場所も中々ない。間宮岳付近からガスも上がりだしたため間宮岳分岐の道標ベンチでようやく昼食とした。
　旭岳方面はガスも切れたりしているが、旭日岳山頂付近のガスはとれない。テント場を過ぎると長い雪渓の上りがあり慎重にのぼる。雪渓を過ぎると山頂直下のガレた上りで雪渓より滑り登りづらかった。山頂に到着してもガスで展望が利かないため、早々に下山することとした。
　姿見池からロープウェイまでの散策路はチングルマが一面の花畑となっていてとても綺麗でした。
縦走前半は花を撮ったりで４０分程度予定より遅れていたが、後半取り戻し姿見駅では予定どおりの時間３時４０分にに到着した。
　今夜の宿は旭岳温泉「湧駒別荘」、５種類の違う泉質の湯があり、それぞれの湯船にのんびりと浸かり縦走の疲れを癒しました。また、料理も美味しくまた来たい宿となりました。